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そうそう・・スタンプのはなし

世の中に、SNSというものがありまして、子供会などで警察関係の方からも注意を受けていたので手を出さなかったのですが、LINEというシステムがあるそうです。
で、未成年の子供たちにとって悪の温床のように言われているこのシステムですが、なかなか普及しているようで、県下業界の医療の役員会で、いざというとき用にこれで連絡を取ろうということになり、はじめてこのアプリを落としてみました。
緊急用にだけ使っているので、申し訳ありませんが他の人とつなげることはできません。ごめんなさい。

するとこのLINEには、スタンプという機能がありまして、自分でも自由にスタンプを作れるというので、さっそく作ってみました。もちろん材料はボン兵衛くんたちです。
ただ、初めて作ったので出来が良くないです。ごめんさい。
出来が悪いのに恐縮ながら、これを使おうとするとお金がいるらしいのですが、よかったら使ってみてください。
また、気が向いたらバージョンを増やしていこうとは思いますが。。。



ちなみに、まだよくわかってないのですが、このスタンプを買うのには探さないといけません。
パソコンからであれば、
このアドレスから出てきます。
スマホから買うのはどうするのかなぁ・・・??
注意点がありまして、英語版日本語版を作ってしまいました。というか、登録するときは英語版しかなかったのですが。。
まあ、できてますので、必要に応じて好きなほうを買ってやってください。
しょぼいのに120円もします。ごめんなさい。



J01が日本語版です。
外国人が買ってくれたらびっくりです。^^;;
ボンベって意味わかるかなぁ?爆弾だと思わないかなぁ。。。

一年間のお休みをいただきまして・・

ご無沙汰いたしております。
ちょうど一年間のおやすみをいただき、何をしていたというわけでもなく、まあいつも通りに生活しておりました。
どちらかというと怠けておりました。ごめんなさい。

ところで、一年休業しております間に、たいへんなことが起こりました。

このYahoo!ブログが閉鎖されることに決定したそうです。

今頃何を言ってるんだと思われるかもしれませんが、つい一か月前ほどに気付いたのです。




ということで、5月を過ぎたら、どこかに引越ししなければなりません。
やっぱり、アメブロあたりですかねぇ。

とりあえず、そんな準備をしなければ、この内容はすべてなくなってしまうのだそうです。

ところで、最近の話ですが、このブログで書いていた
小説版「とある酸素屋の営業担当」をエブリスタという小説投稿サイトにアップしました。


大筋は変わりませんが、細かい表現は全面的に見直しています。
まあ、そういうスキルが一年で上がりましたということになりますか・・。



ボンベくんの原作で使っているペンネームに苗字をつけてBENEFITという題名で投稿していますので、ぜひご一読ください。個人的にお知らせした方たちからは、けっこう好評価をいただいております。^^;;;


まだ一年かけてやり残したことがありまして、こちらのブログも、お引越し完了までは、ぼちぼち無理のない程度でやらせていただきますので、今後ともよろしくお願いします。

早く出てこい事故統計

今週で3月も終わりになるわけで、昨年の高圧ガスの事故についてはそろそろデータが揃うのかとか思っているのですが、なかなか報告が上がっていません。
現在高圧ガス保安協会のホームページによると、事故の報告内容は29年の1月または2月の統計が上がっているのと同時に28年の1月から12月までの詳細が上がっているだけの状態です。
もうそろそろ4月を超えると順次、各地の保安団体おいて粘土の総会などが行われるはずですが、この状態では昨年の事故の状況は──という話ができません。

もちろん、そのシーズンである5月の終盤までには、何とかしていただけるんじゃないかなと思っていますが、実際ある程度の挨拶が出来上がってから、とんでもない数字が出てきてもそれは挨拶する人が大変だろうなと思うばかりです。
まあ誰もこの2018年=平成30年という年が、実は「圧縮ガス及び液化ガス取締法」の検討される材料となった、大正7年の連続した事故からちょうど100年などということはあまり意識にないと思いますので、極端に事故数に変化がなければ、「高止まり」とか「上昇傾向」言った言葉でお茶を濁せるのかなという風にも思っています。各地の皆さん頑張ってくださいね。

実際自分の関知しているところでも、うちの県や全溶連が、6月の頭には総会を開催します。
その時に、まさかデータが出てないということは決してないと思いますが、高圧ガス保安協会の係の皆様には、どうぞよろしくお願い申し上げます。

一応私にも、聞こえている範囲で一般誌の新聞に載るような致命的な高圧ガス事故は起きていないように思いますが、工場の中で起きた事故はあまり報道されないため、もしかすると我々販売店の指導不足や周知不足と言った、行政が過度に期待する部分に問題があっての事故というものが、多数発生しているという可能性もないではありません。
ただそういうことがあった場合は、おそらく全溶連の理事会や経済保安委員会などで、必ずや話題になると信じておりますので、今のところそんな情報はその辺りで噂になっていないということは去年は平和な一年だったのではないのかなと考えております。

また災害件数が一昨年上昇をして盗難件数を逆転して上回ってしまったと言う件については、あるいは昨年も同じような傾向が出ているかもしれませんが、多くの災害は機器の老朽化や慣れない作業者のヒューマンエラーによるもので、販売事業者としてはただただ、そういった機器の更新や作業者の教育を促す周知を続けていかなければならないとか、あるいは作業者に対する消費者の保安講習会のようなものどんどん開催して、多くの人に来てもらい聞いてもらう、そういった努力が積み上げられなければならないのだと考えています。

最後になりましたが、このブログも本日で10年間続けてまいりましたが、もう日々続けていくのは大変なので、毎日書くと約束していたわけではなくて、実は1か月以上更新をいい加減にしてきたのですが、この辺りで一旦そのペースにお休みを宣言させていただきたいと思います。
また、書かなければならないことがあれば、書かせていただくようにしますので、よろしくお願いいたします。

イロハの原稿を振り返る-12

高圧ガス販売店における保安のイロハ 2015-3

8.ハインリッヒの法則
 労働災害における著名な経験則の一つに、「ハインリッヒの法則」というものがある。1つの重大事故の背景を調べてみれば、29の軽微な災害事故があり、その背景には三百の無傷のヒヤリハットが存在するというものだ。この法則によれば、些細なことを防ぐことが、なにより大被害の出る事故防止の近道だということがわかる。経産省が発表している高圧ガス事故措置マニュアルは、労働安全衛生法上でいうような、物的損害や人的被害の出るものだけでなく、軽微な漏洩すら、すべて届出し、それを管理し、再発防止し、撲滅しようとすることで、大惨事といわれる、高圧ガスによる重大な災害を起こさないように考えられている。最終的には、最近コンビナート地域の化学工場で連発しているような、公共にまで大きな被害を伴う、甚大災害の抑止さえ目的になっているのだ。
 そのためには、消費事業所における定期的な点検が不可欠であり、発見された軽微な漏洩などは事故として再発防止を対策されなければならない。要するにハインリッヒの法則でいう、三百の無傷のヒヤリハットを早期に発見し、減らしていくことが、高圧ガス保安法が軽微なヒヤリハットを事故として扱う所以である。
 一方、環境犯罪学上の理論として「ブロークン・ウィンドウ理論」といわれるものがある。こちらは、1990年代半ばにニューヨークで地下鉄の落書き消し、美化活動などとして展開され、当時アメリカ有数の犯罪多発都市となっていたニューヨークから、実際に凶悪犯罪を一掃したという実績のあるものだ。理屈はわかりやすく、同じ町の2つの路地の一方にいくつかごみが捨てられたまま放置されており、一方は常にきれいに片付けられ清掃されていたとしたら、その後その両方の路地がどうなっていくかを考えていただきたい。ごみがいくつか捨てられていた路地は、その後もごみを捨てていく人が絶えず、汚くなって、不審者のたまり場なるようになったり、そのうち暗くなったら痴漢や強盗などが起きるなどという転落の道が想定されるが、きれいな道にはなかなか誰も最初に汚そうという勇気がわかず、治安もよいままに違いない。無秩序がさらに深刻な無秩序を育成するといった悪循環を防ぐためには、小さなほころびの段階で手を打っておかなければならない。面倒がって、その段階を過ぎてしまえば、ダメなことを駄目だと感じられず、誰にも手をつけられなくなる状態になってしまうのだ。
 消費現場も同様で、いつも指差呼称で安全を確保し、小さいヒヤリハットをなくしていく努力を続けていけば、消費現場の保安意識を醸成し、大きな被害の出るような事故を食い止めるのはもちろん、もしも天災による大規模な災害や、隣地からのもらい火災などの被害にあうことがあっても、自ら抱えている危険物=高圧ガスによって、さらに大きな被害を生んだりしない土壌ができあがることであろう。そのためには、仕事の中に保安活動が行えるような工夫を、その現場の状況に応じて提案していく販売店の知恵と努力が必要となってくるに違いない。

9.していい商売?
 我々溶材商は高圧ガスを流通させるという商売を身につけている、つまりメーカー・充填所から消費現場に高圧ガスという危険物を届けるという商売が、安定した利益を生むということを知っていて、必要とする顧客をつかみ、その手段である容器を所有していたり、運搬に求められる規制を知り、手段を持っているということで高圧ガス販売ができていると思われる。
 もちろんそれだけでこの商売をしている人はいないと思うが、もしも「高圧ガスが売れる立場にいるから、消費者保安などに対して、十分なことはできないけれど売っている」ということで商売をしているところがあるとしたら、こういう例えと同じことになるのではないかと思われる話を見てもらいたい。

 サーカスでもやっていたということで、合法的にライオンを飼っていた人がいたが、その仕事が失敗して、手元にライオンだけが残ってしまった。お金がないので、しっかりした道具はなく、毎日十分な食事は与えられない。檻は大型犬用の簡単なもので、長年使ってきてガタがきているが修繕もしていない。お金がいるということで、公園で遊んでいる子供を誘ってライオンにちょっとしたエサをあたえさせて金をとろうと考えた。一回100円程度の入場料しかとれないが、ライオンが必死で檻に飛び掛ってくるスリルが面白いと、そこそこ子供はきてくれる。しかし、子供たちはまさかライオンが飛び出てくるとは考えてはいないし、飛び出してきたときの対処もわかるはずはない。ガタのきている檻は、依然修繕もされず、限界がきそうである。

 こんな極端な商売は許されるはずはないが、こういうことを企業のリスク管理がなされていない状態というに違いない。万が一(いや、時間の問題だと思うが)、これで事故が起こって子供に被害が出たとしたら、その実態が明らかになってはじめて、世間は「十分な安全に金がかけられないなら、こんな見世物をするべきではない」と言うに違いない。
 振り返ってみれば、高圧ガスを扱える立場にあって、その手段が整っていた。だから商売をしたが、商売が手一杯で消費先保安にまで配慮できる余裕はないというのであれば、このライオンの見世物屋と変わらないのではないだろうか。

10.高圧ガスwithout 保安
 高圧ガスは危険なものだと繰り返し述べているが、ではそんなに危険なものをユーザーは好むだろうか?もちろんこれに代わるものがなければ仕方なく使わなければしかたがない。だがそのうち、こんな危険なものに頼らなくても、離れていく日はくるだろう。今でも、「そんな危険なものを大事な客である自分に持ってくるはずはない」と嘯いている顧客も多いはずである。
 いまどき、アイロンが熱くてやけどをしたら、消費者センターに文句を言う時代である。そういうつもりがあるから、高圧ガスが危険だといってもそれがどれほどのものかわかってもえていない現場が、少なくないのかもしれない。
 高圧ガスは危険である。容器は危険の缶詰である。しかし、高圧ガスは便利な社会生活に大いに役立ち、上手に使えば安全に利用できる。つまり、安全に利用できる方法があって、それを行う前提として、高圧ガスの危険性の知識を持つ必要もある。これを伝えるのは我々販売店に他ならない。
 そこで高圧ガス販売店が、消費現場に対してしてよい商売、提供すべき商品を「高圧ガス with 保安」と名づけたい。逆に、先に消費者が「持ってくるはずがない」と思っているとした「そんな危険なもの」とはなにか、それは「高圧ガス without 保安」であり、確かにそんな危ないものは、大事な大事なお客様に納品してはいけないものなのだ。

 最後に、この内容に納得し、ぜひ自らが消費者を守る知識に精通したいという後学の諸氏に、その意欲が薄れる前に、少なくとも販売主任者の免状、できるなら製造者免状の取得をお勧めするとともに、その他高圧ガス保安の関連知識を取得するための資料をご紹介しておく。

>> 高圧ガス保安の学習資料類 <<

イロハの原稿を振り返る-11

高圧ガス販売店における保安のイロハ 2015-2

5.販売店とは何か
 たいへんあいまいな質問で、答えに窮するとは思われるが、高圧ガスの販売店という言葉にこだわって考えるなら、「販売店とは」製造者ではない、と言いたい。販売店は高圧ガスの流通業者である。あるいは充填所や、歴史的には自前で気酸器といわれるプラント、つまり製造設備を持っていた販売店もあるかもしれないが、こと消費者に対峙したとき、そういった事業者も販売店としての仕事はしなければならない。それは流通であり、消費者に直接提供する窓口であるということだ。いかにPL法の施行以来、製造メーカーの責任が重くなったといっても、流通業者がしっかりしていなければ製造物の取扱い説明が消費者に行き届かないこともある。医者は薬を製造するものではないが、医者から薬をもらうとき、用法用量を聞かないでもらった薬など、恐ろしくて服用のしようがない。
 高圧ガスが危険なものであるということを認識できれば、それがどれほど注意深く取り扱わなければならないか、どうすれば安全に利用できるかを伝えるのが我々流通させ、消費者の窓口となるところの仕事であるのは明白である。
 高圧ガスは前段で紹介したように危険であり、それを入れた容器はそこに高圧ガスの危険がある象徴ともいえる。高圧ガス容器は、ボンベと呼ばれることが多いが、ボンベは高圧ガス容器を示す外来語ではない。
英語ではこれをガスシリンダーと呼び、日本に輸入された当時はこれを直訳して「酸素管」等といわれていた。大正時代の中ごろに、一般市民の生命や財産を奪う大きな事故が発生し、社会問題となって高圧ガスを取り締まる法律が誕生したが、当時終戦を迎えたばかりの第一次世界大戦で脅威をみせつけた、ドイツ軍が史上初めて使用した毒ガス爆弾よろしく、ガスボンベ(独・仏語でガス爆弾の意味)と呼ばれるようになる。

 実は当時は高圧ガスという呼称はなかった。圧縮瓦斯あるいは液化瓦斯といわれもののうち、一定の圧力を持ったものが危険とされて取り締まられるようになったのだが、その危険性を伝えるために、あえて高圧ガスの容器はボンベ(=爆弾)と名づけられたようだ。

6.高圧ガス容器は危険
 このように、そこにある高圧ガス容器を「ガス爆弾」と呼ぶことで、危険性を確認しあってきたはずだったが、現在高圧ガス容器を見て、それほどの危険性を感じることはなくなったのではないかと思われる。そのせいで高圧ガス容器の長期停滞も多発し、20年も放置された容器が破裂する事故が発生している。これについては、高圧ガス容器の長期停滞を危険といわない販売店のPR不足といわれても仕方がない。確かに容器に残ガスがあれば、少しのことでももったいなく感じて、おいておきたい、ましてや満タンに近いほど残っているガスボンベを返却して、また新たに購入するなどという不経済なことを好まないのが消費者というものかもしれない。しかし、車の運転も同様で、同じ道のりを走るのであれば、慎重を期して1時間かけていくより、急いで50分、あるいは多少荒っぽくても45分で着けば、効率がよく経済的なように感じるものの、そのために信号無視やスピード違反を繰り返し、どこかで事故を起してしまえば1時間でいけるところが、半日かかってもたどり着けない。ましてや多大な賠償や謝罪のための労力が必要になり、きわめて不経済である。
 「安全はすべてに優先する」とか「安全第一」というフレーズは、決して経済とのバランスを考えた上で安全に配慮するという意味ではなく、本当に経済はさておいて、安全を優先させるという思想であることを認識しなければならない。

 容器の取扱いをぞんざいにしたり、長期停滞させた容器などは、管理を忘れてしまいがちになるが、そういった扱いは、いずれ冒頭に解説した、相撲取り1万人分の重量にも等しい力を制御している高圧ガス容器の機能を失わせることになるおそれもある。そうなれば、容器によってコントロールされてきた高圧のエネルギーはもちろん、純ガスの危険な性質も外部に拡散し、取扱者や周囲の社会にまで被害をおよぼすに違いない。
 とはいえ高圧ガス容器は、それそのものが高圧ガスの危険性の存在を警告しているだけでなく、高圧ガスを扱う上で必要不可欠の重要な存在であり、我々は高圧ガス容器なしには、高圧ガスを便利な現代社会で役立てるどころか、移動や保存したりもできないことを確認しておきたい。

7.販売店の役割
 すでに答えを言ってしまった後ではあるが、高圧ガス販売店は高圧ガスを消費者に安全に使っていただくという役割を担っている。高圧ガス販売店がこの役割を担当しなければ、多くの消費者が高圧ガスの危険性を知らず、取り扱い方を間違えて事故を起し、高圧ガスの危害をこうむることとなる。
 しかし、ときに販売店はうっかりと自分の役割が経済的な流通業者としてのものだけではないかと錯覚することがある。それは、表立って要求されることが、納期であったり、価格であったり、利便であったりすることがほとんどであるからだが、しかし、我々が飛行機に乗るとき、バスやタクシーに乗るときにいちいちまず「安全は大丈夫なんだろうな」と確認してから経済的な要求をするかというと疑わしい。タクシーに「急いでいってくれ」というとき、交通違反で捕まるのも、もちろん遅延を引き起こすわけだが、事故を起こして、急いで行かなければならない目的地ではなく、病院のベッドや、ましてや葬儀場にいくはめになるほどの危険性を冒しても、急いでくれとは言っていないのは当然の話と考えているはずだ。
 その道で、その時々の危険性を本当に把握しているのは運転手であるが、運転手が経験のまったくない素人であれば、「急げ」といわれた道中、安全な運行は望めない。経済効率ばかりを追求する消費者に、高圧ガスの危険性を伝えず利用させているということは、そういうことに等しいと考えてよい。
 法的には、高圧ガス販売店が販売届けを出しているものとして、やらなければならないことを

1) 販売届けを行って、それに基づいて販売事業を行う
2) 保安業務を管理させる販売主任者の選任
3) 特定消費者へ「周知させる」義務
4) 引渡し先保安台帳の整備
5) 引渡し容器の漏洩確認(漏洩等のない容器の利用)
6) 工業用以外の燃料用液化石油ガスの基準の遵守
7) 一般消費者向け燃料用圧縮天然ガスの基準の遵守
8) 従業者への保安教育
9) 容器授受簿の作成、保管

という9項目であらわしたが、これらのうち、明確に消費者の安全に寄与すると思われるのは3)と5)~7)にすぎない。販売届や保安台帳、容器授受簿を行っても、それだけでは明確に消費者の安全につながらない。販売届けが受理された場合、選任した販売主任者には経験と知識があるのだから、それに基づいて消費者に、高圧ガスの危険性と安全な使用方法について情報提供をする。そしてそれを保安台帳に記録し、まだ必要なところに提供がなされていないところがなくなるまで徹底する。加えて容器管理のデータをもとに調書を発行し、長期停滞容器の返却を要請し、これを根絶するなどして、はじめて消費現場は安全となるのだ。
 容器授受簿を記録しても、積み上げて二度と省みることがなければ、またなんのアクションも起さないのであれば、そんなものには何の意味もないといえる。
 あわせて各ユーザに、こうした販売店のアクションに呼応して、容器の早期返却や、保安台帳に記録した責任者の異動の連絡をもらう。周知文書をはじめとする保安資料を事業所内で周知し、実際の安全活動につなげていただくといった行動を確約してもらうためにも、保安契約を締結することはきわめて重要な保安活動といえる。
 実際、2013年に大阪で起きた、放置容器を解体しようとして飛翔し、1名の死亡被害の出た事故では、最終出荷した販売店に周知の不足や容器管理の不備があったため、その責任を問う声はあるものの、注意深くみてみれば、販売店がそれら法的な要件を満たしていたとしても、それが規則どおりにとどまれば、事故は回避できなかったということがわかっている。

Appendix

プロフィール

ようざいしょう

Author:ようざいしょう
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2008年3月からYahoo!ブログで開始した高圧ガス販売店の品格ブログが、ブログシステム自身の終了を迎えるという方向があったことで、2018年から更新を停止しておりましたが、ようやく2019年末でデータ自体が消えてなくなるということが本決まりになりましたので、こちらへ引っ越してまいりました。
現在も日々過去の内容を検索いただく数が100件以上ありますので、当面データの温存ということだけを目的に持ってまいりましたが、ここで更新する可能性もございますのでよろしくお願いいたします。

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